曲を作るのはなんて難しいのですか?
一般人の場合
私のような一般的なボカロ曲作者は、曲をどのように作っているのでしょうか。
今回は私のやり方を振り返って見たいと思います。
1.曲を聞く
とにかくインプットしないことには始まりません。曲は聴きまくって損はありません。
好きな曲ばかり聞きましょう。自分は偏食家なので、興味のある音楽しか聴きません。
2. いい感じのところを見つける
曲を聴きまくってると、自分の好きなフレーズや構成が出てくる時があります。
そうしたらその部分を丸ごと盗み、次のフェーズへと運んでいきましょう。
遠慮はいりません。思い切りが大事です。
3.盗んだパーツを元に考える
大体の制作は、「こういうところ作りたい」から始まります。
「これがやりたかっただけだろ」と自分は突っ込めるが、聴く人には気づかれないような絶妙なコーナーを攻めましょう。
その時の助けになるのが理論や経験なので、曲を作るには曲を作る必要があります。
4.大まかに作る
イントロから力を入れてこうしようこうしようと凝って作っていると、Aメロにも入っていないのにパートが何個も何個もできていることがあります。
そうなったらもうその曲は終わりです。死にました。
大まかに骨から作っていくことが大事です。そうしないと完成しません。
今パソコンにはイントロとAメロしかない朽ち果てた死骸がゴロゴロ転がっています。
5.肉付けをする
肉付けとは書きましたが味付けも含みます。素材によって塩でいくかタレを塗りたくるかなどを決めましょう。え、マヨラー?
ここでかなり曲の方向性が定まってきます。この段階にきた曲は大体完成します。
僕はこの作業までメロディーや歌詞を作らないので、後でメロディーに合わせてオケをゴリゴリ変えていきます。なのであんまり細かいところまで気にしないようにしましょう。
6.仕上げ
歌までつけて、大体いい感じとなったら、ひたすら聴きまくります。
もう聴きながら寝るレベルで聴きます。日中も聴きます。回数なんて数えていられません。これは私の話です。
そうすると、ここなんか変じゃね?というところがぼろぼろ出てくるので、そのポイントをひたすら潰していきます。ニキビのように潰すとまた出てくるので、とにかく潰します。同じところに出るとは限りません。全体を見渡し、潰します。
それを繰り返していくことで、曲が完成します。
7.動画を作って投稿
ここで問題になるのは映像制作をどうやるかです。私は絵を描くことができない体なので、人に頼らざるをえません。
私の画力は割とバグっていて、人を描くことができません。なので人に描いてもらいます。
身近な人に描いてもらいましょう。
8.完成
宣伝です。
終わり